手賀沼花火大会の概要・特徴

手賀沼花火大会の概要

 

手賀沼花火大会は、柏市、我孫子市、東葛飾郡沼南町の2市1町が、利根川治水100周年を記念して、昭和62年8月22日に手賀沼湖畔周辺の3カ所で花火大会を開催したのが始まりです。平成17年に柏市と東葛飾郡沼南町が合併したことにより、この年以降、柏市と我孫子市の2市で3会場(柏第1会場、柏第2会場、我孫子会場)を設置して開催しており、その打ち上げ総数は約13,500発にのぼりました。
平成21年、リーマンショックによる社会情勢を勘案し、初めて開催が中止となりましたが、平成25年に復活開催しました。この時、打ち上げ場所は、通常の3会場に加えて、柏市内で3会場(利根会場、柏の葉会場、下総基地会場)を追加した6会場で、24,500発を打ち上げました。

令和2年、新型コロナウイルスの世界的な拡大の影響により再び開催が見送られましたが、令和5年に4年振りに開催します。
尚、今回より観覧会場はこれまでの3会場から柏会場(旧柏第1会場)と我孫子会場の2会場に変更されます。

手賀沼花火大会の特徴

手賀沼花火大会は、2会場の手賀沼湖上に、打ち上げ花火専用台船を固定して湖上から打ち上げています。大迫力のウルトラジャンボスターマイン、子供たちに人気のキャラクターマインのほか、湖上で打ち上げるメリットを生かした幻想的な水中花火などを打ち上げており、毎年多くの観覧者が来場し楽しんでいただいております。当大会で一番大きな打ち上げ花火は1尺玉(打ち上げる高さは約330m)を打ち上げていることから、観覧会場から離れた公園、商業施設の駐車場や屋上、自宅など、柏・我孫子市内の広域で花火を見ることができ、会場に来場しなくても多くの両市民が観覧してています。
また、この2会場の打ち上げは、柏市にある「有限会社野口煙火店」と「髙城煙火店」の2つの煙火店が担当しています。同じ市に2人の花火師がおり、且つその花火大会の打ち上げを2人で担当するのは、全国的にも珍しいとのことです。
大会運営は、柏市・我孫子市・柏商工会議所・我孫子市商工会・柏市沼南商工会の2市3経済団体により「手賀沼花火大会実行委員会」を組織して行っています。大会会長は、柏市長と我孫子市長が毎年交代で就任します。これに伴い大会本部は、大会会長が就任する市が担当しています。